2009年7月3日金曜日

野生の馬「タヒ」


馬は人類の歴史において、かなり早い時期から家畜化されたため、野生種はほとんど存在しません。
一部、アメリカや宮崎県都井岬などに家畜が野生化した馬はいますが、真の意味で野生ト言えるのは、モンゴル固有のタヒだけなのです。
しかし、このタヒも1960年代に一度、絶滅しかけたことがあります。モンゴルでは姿を消したタヒですが、辛いオランダをはじめ各国の動物園で飼育されていました。1992年、そのタヒをモンゴルに連れて着て、繁殖を続け、野生に戻すという計画がスタート。

現在、200頭以上に増えたタヒは、モンゴル政府の保護のもと、フスタイ国立公園、アルタイ村の2ヵ所で生息しています。特に、約150頭画生息しているフスタイでは、ツアーも行われているので、ぜひ貴重な野生馬タヒを見てください。

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